マイニングにかかるコストと削減方法

仮想通貨のマイニングで利益を出すためには、高額なマイニング報酬を出すことはもちろんですが、コストを削減することも大切です。収益は、報酬-(初期費用+ランニングコスト)によって計算されます。初期費用を抑えてしまうとマイニングの成功確率が下がってしまうので削減することは難しく、できることはランニングコストの削減です。 では、どういったランニングコストが収益に影響を与えるのでしょうか。 ●コンピューターを稼働させるための電気代 マイニングに使用するコンピューターを稼働させるためには電気が必要です。ASICでは1台で1000Wも必要なことがあります。 1000Wのコンピューターを24時間稼働させると、消費電力は24kWhになります。1kWhあたりの電気代が30円だとすると、24kWh×30円×30日=21600円になります。1か月あたりの電気代が2万円以上もかかるのです。電気代は地域によって違うので、地域によってはもっとかかることもあります。 電気代が安い地域を選んだり、電気プランを見直すことで電気代を節約できます。 ●冷却装置の費用 コンピューターは70度~80度ほどの熱を持つことがあります。熱がたまってしまうとマイニングの効率が悪くなるので、ファンを回すなどして冷やしていきます。 冷却装置を常に使っていると電気代がかかります。冷やす・温める作業には特に電力を消費します。家庭ではエアコンやドライヤーなど、冷やしたり温めたりする家電製品に電気代がかかっているのと同じです。 暑い地域では冷却装置に費用がかかってしまいますが、寒冷な地域ならコストを削減できます。 ●地価 大掛かりなコンピューターを設置するためには、それなりに広い土地が必要です。使用するコンピューターによっては、設置するために必要な土地に対する地価が高くかかります。都心は地下が高い傾向があるので、ランニングコストが大きくなり不利です。地価が安い土地を探してみるとよいでしょう。 ●管理スタッフの人件費 施設を管理するスタッフが必要です。治安が悪い土地ではコンピューターが盗まれてしまうことがあります。また、不具合が起こった際に対応するためにもスタッフは必要です。 人件費を削減したばかりにコンピューターが盗まれたり、故障したりすると、新たに購入したり修理したりするためのコストがかかるので、人件費を必要以上に削減しない方がよいでしょう。安全に安定的にマイニングをするために、管理面はしっかりとしておくことが重要です。